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秋季特別展
古陶の譜─中世のやきもの
六古窯とその周辺
会期 9月4日(土)〜12月12日(日)
主 催:MIHO MUSEUM 京都新聞社

 −力強さと素朴さ−は、中世の焼き締め陶の大きな魅力のひとつです。豪快な常滑や越前、朴訥な丹波に健康的な信楽、堅牢な備前に、唯一釉(うわぐすり)がかけられた高貴な瀬戸を含めて、六古窯の名で親しまれてきたこの時代のやきものは、多くの人々の心をとらえて離しません。

 本展では、六古窯の優品を中心に、各地で生産されたやきものもあわせて、約150点を展観します。また最新の発掘成果を含めた研究の集大成として、中世のやきものの魅力と全体像に迫る、実に30年ぶりの大展覧会となります。

(※ 展覧会名・内容は変更されることがあります。)


常滑三筋壺

古瀬戸灰釉瓶子

信楽桧垣文壺

常滑三筋壺
平安時代

古瀬戸灰釉瓶子
鎌倉時代中期

信楽桧垣文壺
室町時代



越前大甕



本展は、「信楽まちなか芸術祭」(2010年10月1日〜11月23日)の関連事業として開催されます。「信楽まちなか芸術祭」についてお問い合わせは、
信楽陶芸トリエンナーレ実行委員会
TEL.0748-82-1153
http://tri.shigaraki-sp.com
(本誌13ページ参照)

越前大甕
室町時代後期

信楽自然釉大壺

丹波自然釉大壺

信楽自然釉大壺
室町時代

丹波自然釉大壺
室町時代後期



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