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《美術品と調和する建築空間》
昨年より引き続き、建築が単なる箱としてではなく、そこに展示される作品や周辺の環境と調和した、21世紀の美術館の在り方を感じさせる美術館を訪れます。 第二回 「土門拳記念館」山形県酒田市 平成14年9月21日(土) 定員:20名 世界的写真家として知られる土門拳氏の全作品を所蔵、公開する美術館。法隆寺宝物館等を建てた谷口吉生氏の手になるシンプルかつ美しい建物。造園設計・オブジェにイサム・ノグチ氏、勅使河原宏氏等各界を代表する人々が参画している。 |
《仏教美術》 第二回 「興福寺国宝特別公開」奈良 興福寺 会期:平成14年10月6日(日)〜11月11日(月)
平成14年11月9日(土) 定員:20名
奈良・興福寺は2010年の創建1300年へ向けた事業の一環として、本年は南円堂内陣と仮金堂内陣を特別公開します。特に、通常年に1日しか公開されない南円堂内陣の、鎌倉期を代表する仏像である国宝不空羂索観音菩薩坐像は必見です。 |
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●見学会 NHK大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」の菩提寺 『大徳寺塔頭「芳春院」を訪ねる』 (京都・大徳寺) 平成14年9月29日(日) 定員:20名 尾張国愛知郡荒子村(今の名古屋市)に荒子城主前田利春(のちに利昌)の四男として生まれた前田利家は、14歳で織田信長に仕え、合戦で数々の武勲を挙げて32歳で前田家の家督を継ぎました。1575年、信長の北陸支配に伴って府中(現福井県武生市)に入り、10年後には加賀・能登・越中を治めて加賀藩の基礎をつくりました。信長没後、豊臣秀吉による天下統一の重要な担い手として活躍した前田利家は、戦国か ら桃山にかけての織豊時代で、最も著名な武将の一人に数えられます。 京都・紫野の大徳寺にある塔頭「芳春院」は、利家とともに戦乱の時代を気丈に生きた妻・まつ(のちに芳春院)が建立した菩提寺です。NHKの大河ドラマにあわせて平成13年10月1日から平成15年2月28日まで特別に公開されている、大徳寺の中でも未公開の寺院を拝観します。 |
●見学会 「井原市立田中美術館」 (岡山県井原市) 平成14年10月27日(日) 定員:20名 岡山県井原【いばら】市出身の彫刻家・平櫛田中【ひらくし でんちゅう】(明治5. 2. 23−昭和54. 12. 30)(1872−1979)は、明治30年(1897)に上京して高村光雲に師事、また禾山【かざん】和尚の禅の提唱を聞いて精神的に大いに啓発されました。明治40年日本彫刻会を興し、その第1回展出品作品が岡倉天心に認められて以来、長年にわたり数多の作品を発表し続け、昭和33年に畢生の大作「鏡獅子」(東京国立近代美術館蔵)を完成させました。また、東京芸術大学の教授として教育面でも尽力し、昭和37年に文化勲章を受章されました。そして優秀な彫刻家育成のため、昭和47年より平櫛田中賞が設けられています。 今回訪ねる井原市立田中美術館は、氏を顕彰し、作品を末永く保存する目的で昭和44年に設立されました。昭和58年に完成した新館には数々の名作を生み出した東京のアトリエが再現されています。「六十七十ははなたれこぞう おとこざかりは百から百から」との氏の言葉はあまりにも有名。100歳を越えてもなお意慾に燃え、130歳まで仕事をされるつもりでおられた氏の偉業に触れます。 |
本年の春は、全国的に暖かく、桜の開花も記録的な速さとなりました。MIHO MUSEUMでも4月6日には満開となり、本格的な機材で撮影をするアマチュアカメラマンから、使い切りカメラで記念撮影を楽しむ家族づれまで、多くの方で賑わいました。 5月15日に締め切られました今回のフォトコンテスト。応募総数71点の中から厳正な審査の結果、各賞が決定いたしました。作品と共にここに発表いたします。 次回のフォトコンテストは、本誌春の号でお知らせする予定です。 |
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友の会会長賞 1名 (自然米1俵 +1万円分のお食事券) |
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友の会賞 3名 (1万円分のお食事券)
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