サ ン ト リ ー 美 術 館(東京)
会期:2007年11月3日(土)〜12月16日(日)
見学会開催日:2007年11月20日(火) 定員20名

遊び、跳ねまわる動物たちの愉快な表情を自由闊達な筆線で描き出す「鳥獣戯画」は、日本絵画史の一大傑作として高く評価され、また、日本のマンガ・アニメ文化の源流として、現代でも幅広い関心を集めています。

本展では、甲・乙・丙・丁4巻を一堂に展示し、各巻の魅力と特色を浮き彫りにしながら、誰が、いつ、どのような目的で各巻を制作させたのか、主題は何なのか、どんな画家が描いたのか、それらがどうやって現在の4巻にいたったのかなど、これまでの研究成果を踏まえつつ、あらためて「鳥獣戯画」をめぐる謎に迫ります。