お経にまつわる物語
央掘魔羅経巻第三(五月一日経)
 昔、インドのある村に、一人の子供が生まれました。そのとき、彼の誕生を祝福するように、たくさんの奇瑞が起こりました。
 子供はすくすくと成長し、若く美しい青年となりました。
 青年はバラモン修行の道に入り、あるバラモンの師に弟子入りします。

  ところがこの美しい青年を、師の妻はとても好きになってしまったのです。
  それを知った師は、青年に激しい怒りを感じました。
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美術品 おうくつまらきょうだいさん(ごがつついたちきょう)
とても美しい文字で書かれたお経です。お経とはお釈迦様の教えを書いたもので、インドから中国を通って日本に伝わりましたので、全部、中国の言葉である漢字で書かれています。
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