![]() ![]() MIHO悲母観音像 綴れ錦 平成6年(1994) 製織 川島織物 4/20〜5/23展示 ![]() 明治期日本画壇の巨匠・狩野芳崖の絶筆であり、最高傑作といわれる「悲母観音像」を原画に綴られたタピストリー。原画の荘厳華麗な表現を、現代の綴工芸技術の粋を駆使して、忠実、かつ完璧に写しとった作品です。 制作には4500種以上の色数が用いられ、古形を墨守しながら色彩の明度や変化に重点を置き、浄土から照射される〈光〉に神秘性を持たせるように配慮されています。その意味で本作は、“光の悲母観音像” ともいえ、芳崖がその生命をかけて描いたであろう筆致を、「綴」によって異なる形式に昇華させた畢生の作といえます。 |
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枝垂桜蒔絵徳利(一対) 桃山時代 16世紀 ともに一本の枝垂桜を意匠しています。大きく左右にうねる幹が器の柔らかな曲線に沿い、桜花が垂下る様はまるで一本の枝垂桜の樹がそこにあるようです。 ![]() ![]() |
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![]() ![]() 多くの川を渡りふたたび森の中へ(若林奮筆) 昭和61年(1986)(18枚の内) |