メソポタミア神話
英雄と有翼牡牛型容器

 ...「よろしい、よくわかった。」 そう答えた天の神は、ギルガメッシュと同じくらいの力のものを創り、ウルクの平和のためにギルガメッシュと戦わせることにしました。

 創造の神が粘土で山男を創り、エンキドゥと名づけ、戦いの神が彼に強い力をさずけました。こうして生まれたエンキドゥは見るからに、けもののようでした。

 エンキドゥがその姿をあらわすと、街の人たちはおどろきました。毛むくじゃらの山男です。さわぎを聞いたギルガメッシュが広場にでると、エンキドゥの前にたちはだかり、あっというまに二人はつかみあって、戦いはじめました...。
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同じくらいの力をもつ二人の戦いはこのあとどうなるのでしょうか?
二人とも降参しそうにはないですね。そしてこの美術品の左側の牛と、男性はなぜ戦っているのでしょうか?
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