京都市北区紫野大徳寺町にある臨済宗大徳寺派大本山。宗峰妙超が正中元年(1324)に開いたとされるが、諸説ある。村田珠光が一休宗純に参じて侘びの茶を打ち出して以来、千利休や小堀遠州らが山内に庵を結ぶなど茶道と縁が深く、大徳寺歴世住持の墨蹟は特に珍重される。大仙院、真珠庵、孤蓬庵など21の塔頭(たっちゅう)を有する。 関連美術品 伝宗峰妙超一行書 達磨圓覚大師