大きい方の2点の飾りは金の平らな板から鍛造および打ち出しによって鳳凰の形に作り上げられている。2羽の鳥の胸の下方には,手の込んだ打ち出しと彫り込みによって作られた植物のモティーフがある。この植物モティーフの数か所には,2羽の鳥の両側の羽と同じくトルコ石が埋め込まれている。2羽の金の鳥に取り付けられた三つの円形の窪みにも当初は宝石が象嵌されていた。5飾板にはいずれも中央下方の象嵌の背面に「義」の文字が刻まれている。おのおのの飾板はそこに穿たれた一つの小さな穴によって組み合わされたヘアピンに取り付けられた。
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鳳凰形髪飾