アケメネス朝の第三代をついだダレイオス大王は、それまでの王宮のあったパサルガダエの北西、アッシリアによって滅ぼされたエラム王国の古都スサに冬の王宮を建てました。
残された銘文には多くの民族がこの王宮の建設に携わったことが強調されています。
これに続き王はパサルガダエのすぐ南ペルセポリスに秋の王宮と言われる都を築きました。
王宮址の階段壁面の浮彫には諸王からの献上品を持った長い行列が描かれています。
Walter Hintz/ The Elamite Version of the Record of Darius's Palace at Susa / 1950 Journal of Near Eastern Studies Vol.IX No.1
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